まず結論: 準備するのは5つだけ
動画制作を依頼する前に、決めておくことは5つです。
- 目的
- ターゲット
- 使う場所
- 予算感
- 納期
この5つが決まっていれば、初回の相談はスムーズに進みます。逆に、この5つが曖昧なまま依頼すると、打ち合わせが長引きます。構成案の手直しも増えます。結果として、納期にも影響します。
私たちは広島で動画制作会社を営んでいます。実写動画とアニメーション動画を制作しています。この記事では、依頼から納品までの流れと、事前に決めておくと失敗しないポイントをまとめます。初めて動画制作を依頼する担当者の方にも、そのまま使っていただける内容です。
社内で「動画を作ろう」という話が出た段階から、実際に発注するまでには、いくつもの検討が必要です。この記事を読めば、何をどの順番で決めればよいかがわかります。
動画制作・依頼から納品までの6ステップ
動画制作の流れは、大きく6つのステップに分かれます。それぞれ「制作会社がやること」「依頼側がやること」「かかる日数」を整理しました。日数は目安です。動画の規模や修正の有無によって前後します。
ステップ1: 無料相談
まず、電話かフォームでお問い合わせいただきます。
- 制作会社がやること: 現状のヒアリング、動画の方向性の整理
- 依頼側がやること: 課題や目的を伝える
- かかる日数: 当日〜3日程度
この段階で細かく決まっていなくても構いません。私たちの方から質問をして、目的を一緒に整理します。「何を伝えたいか」より「誰に見てほしいか」から聞くことが多いです。
ステップ2: 提案・見積もり
ヒアリングをもとに、構成案とお見積もりを提出します。
- 制作会社がやること: 構成案の作成、見積書の提出
- 依頼側がやること: 内容の確認、社内での予算確認
- かかる日数: 3〜7日程度
ここで動画の方向性が固まります。修正したい点があれば、この段階で伝えてください。撮影に入ってからの方向転換は、日数もコストもかかります。
ステップ3: 撮影準備
実写動画の場合、撮影の準備に入ります。
- 制作会社がやること: 撮影場所の下見、カメラマンや機材の手配
- 依頼側がやること: 出演者・場所の調整、社内への周知
- かかる日数: 3〜10日程度
アニメーション動画の場合は、ここでラフコンテを提出します。骨組みの段階でイメージを揃えることで、後の修正を減らせます。
撮影場所を借りる場合は、許可の取得も必要です。店舗や施設の営業時間、他の利用者への配慮も、この段階で確認しておきます。屋外の場合は、雨天時の予備日程も決めておくと安心です。
ステップ4: 撮影
必要な素材を撮影します。
- 制作会社がやること: 撮影、機材の運用
- 依頼側がやること: 出演・立ち会い
- かかる日数: 半日〜2日程度
1日で複数のカットをまとめて撮ることが多いです。撮影場所が複数ある場合は、日程を分けます。天候や施設の稼働状況も、事前に確認しておくと安心です。
ステップ5: 編集
撮影した素材やイラストを編集します。
- 制作会社がやること: 編集、BGM・ナレーション・字幕の追加
- 依頼側がやること: 初稿の確認、修正指示
- かかる日数: 5〜10日程度
修正は2回までが標準です。3回目以降は、別途ご相談ください。初稿を確認するときは、担当者を一人に絞ると指示がまとまりやすくなります。
ステップ6: 納品
完成した動画を、指定のフォーマットで納品します。
- 制作会社がやること: 書き出し、納品
- 依頼側がやること: 最終確認
- かかる日数: 1〜3日程度
私たちの場合、無料相談から納品まで最短2週間です。撮影を伴う場合は、3〜4週間が目安になります。
料金の目安
実写動画は、スタータープラン50,000円(税別)から。アニメーション動画も、スタータープラン50,000円(税別)からご案内しています。内容によって変動しますので、まずは無料相談でお悩みをお聞かせください。
実写かアニメーションかは、目的で決めることをおすすめします。人の表情や現場の雰囲気を伝えたいなら実写、仕組みや数字を図解したいならアニメーションが向いています。両方を組み合わせる依頼も、実際には多くあります。
料金が変わる主な要因は、撮影の人数・場所の数・尺の長さ・修正回数です。同じ目的の動画でも、撮影場所が1箇所か複数箇所かで、準備の手間も費用も変わります。見積もりの段階で、どの要素が費用に影響しているかを確認しておくと、後から「なぜこの金額か」で悩まずに済みます。
よくあるつまずき
動画制作の現場でよく起きるつまずきは、3つあります。
修正回数
修正は無制限ではありません。多くの制作会社が、2回までを標準にしています。3回目以降の範囲や料金は、依頼前に確認してください。「気に入らないから何度でも直せる」という前提は、多くの場合成立しません。
素材の権利
BGM・フォント・写真には、権利があります。依頼側で用意する素材は、利用権の範囲を確認しておいてください。権利が確認できない素材は、後から差し替えが必要になります。差し替えは、納期の遅れにも直結します。
社内確認の遅れ
初稿の確認に時間がかかると、全体の納期が延びます。確認する担当者と期限を、事前に社内で決めておいてください。関係者が多い場合ほど、確認フローを先に決めておくことが重要です。
複数の部署が確認に関わる場合は、意見を一度集約してから制作会社に伝える方法をおすすめします。担当者ごとに個別の修正依頼が届くと、優先順位がつけられず、結果的に修正回数を消費してしまいます。社内の窓口を一人に決めておくだけで、この問題は避けられます。
依頼前チェックリスト
依頼する前に、以下を確認してください。
- 目的は決まっているか(認知拡大・商品理解・採用・営業支援など)
- ターゲットは誰か
- どこで使うか(Web・SNS・展示会・営業資料など)
- 予算感はどのくらいか
- 納期はいつまでか
- 社内の確認担当者は誰か
- 出演者や撮影場所の候補はあるか
すべて決まっていなくても大丈夫です。私たちが打ち合わせの中で、一緒に整理します。準備が整っていない状態からのご相談も、日常的にお受けしています。
相談する
動画制作は、目的と流れを押さえれば進め方に迷いません。まずは無料相談で、現状を聞かせてください。構成案とお見積もりを、無料でご提案します。